2018年6月20日水曜日

どこまでも心が沈んでゆく時は…


大地震が発生し、大雨も心配されています。

それに加えて、何か個人的なお悩みで、
気分が重く沈んでいる方も、たくさんおられることでしょう。

私にも経験がありますが、気分が落ちていく時は、
何とか上げようとして自分を励ましてみたり、
気分転換しようとしたりしても、
なかなかうまくいかないものです。

セッションルームでは、
お会いするクライアントの方に、
ヒプノセラピーなり、ヒーリングなりをさせていただいたうえで、
お一人で出来ることを提案することがあります。

何か楽しいことや快いことを考えてみては…とか、
不安でいっぱいになったら、
それを感じてから、いったんストップして、
深呼吸してみるのもいいかもしれません…など。

そう言われたからといって、
簡単に出来るものではないことは、
よく理解しているつもりです。

それでも、あえてそうした提案をするのには、
理由があります。

カウンセリング、ヒプノセラピー、多次元セラピー、
ヒーリングなどのセッションの時間枠の中で、
私は、出来る限りのことをさせていただき、
その成果は直ちに、またはゆっくりと、
受け取っていただけると確信しているのですが、

もしもそこにご自分でも行えるセルフヒーリングを加えたならば、
癒しと変容は、いっそう大きく、確実で速いものとなるはずです。

全てのヒーリング(癒し)は、セルフヒーリングであると言われます。

ヒーラーがヒーリングをした時、
受ける方がそれをご自分で受け取らないと、
癒しは起こらないのです。

それがどれほど巧みでパワフルなヒーリングであったとしても、
ヒーリングを受ける方が、
ご自分を癒す意図を持ち、癒しと変容を受け入れない限り、
良い結果にはつながりません。

セッションにお越しになるのは、
いろいろやってみたものの、ほかに手立てが見つからず、
セラピスト・ヒーラーのサポートを求めてのことだと思います。

そうであっても、セラピーやヒーリングのセッションを補い、
増幅し、最大限にするために
していただけることはあるのです。

さて、話をもとに戻しまして、
そのまま、その状態に居続けるのではなく、
お一人で行えるワークを使って解放されることをお勧めしていますが、

もしもどうしてもそれが難しい場合には、
何も考えないこと。

頭を使わないで、五感の感覚を使ってみてはいかがでしょうか?

感覚とは、その瞬間のお部屋の空気、気温、風の流れ、
見て美しいと感じること、食べておいしいと感じること、
耳に心地よい音楽、体を動かす時の身体感覚、
心地よい香りなどです。

思考、感情がストレスを受けて傷ついている時、
感覚は、意識を「今、ここ」に戻すのに役立ちます。

「今、ここ」にいると、
過去の嫌な出来事はここにはありませんし、
未来に起こり得る不安や心配事もありません。

余計な思考や感情を持たなくて済むでしょう。

ご自分流のストレス解消法として、
眠ってしまうという方法を使っている方もあります。

睡眠もまた、頭と心を休めるための良い方法だと思います。
もちろん、体も休まります。

睡眠中は、自己治癒力がはたらきやすくなり、
潜在意識の癒しのパワー、
夢によるリカバリーともつながるでしょう。

ほかにも、その方に合うユニークなやり方が
あるかもしれません。

暗く落ち込ませる思考や、自己否定的な想念、
過去や未来の苦しみを、今、ここに持ってくることがないように、
ご自分に合った方法を、
ぜひ使ってみていただければと思います。

最後までお読みくださり、有難うございました。


2018年6月16日土曜日

何も出来ず、することもない疎外感

心のバランスを崩してしまうと、
多くの場合、職を失うことになってしまいます。

これまでの生活のリズムが無くなり、
周囲に違和感を覚え、気持ちが沈み、
将来に対する不安や疎外感が湧いてくるような時、
どうしたら心の平和を取り戻せるでしょうか?

そんな時、セッションルームにお越しになる方に
ご提案することがあることについて、
ブログに書いてみました。



2018年6月4日月曜日

ここは私の居る場所ではない気がする…
という感覚は、
どこから来るものなのでしょうか?

家族や人間関係、職場などで、
上手くなじんでいても、
内心、違和感や疎外感めいた感情を覚えることが
あるものです。

本当は、ここにいるはずではなかった…
間違ってここに来てしまった…という思いの背景に
何があるのかについて、
プログを更新しましたので、
ご興味のある方は、ぜひご覧いただければと思います。

居場所がない

2018年5月1日火曜日

ウォーキングリトリートで心を癒してリフレッシュ


ユニークアイメンタルサポートのヒプノセラピーのセッションは、
事前カウンセリングからセラピー、フィードバックまで合わせて、
平均5時間ほどです。

これは、おそらく、他のヒプノセラピストさんと比べると、
かなり長時間になるのでは…?

仕事がら、セッションルームの中に、何時間も座り続けていることが多いので、
運動不足を解消しようと、ウォーキングを始めて、数年。

予想していた以上に、ウォーキングを楽しむようになっています。

「ウォーキングって、ただ歩くだけでしょう?

と言われれば、そのとおりなのですが、
私にとっては、得難い楽しさや面白さがあり、
今日はどこを歩こうかとイメージすると、ワクワクします…。

セッションルームがある神奈川県のこの地域では、
自然がたくさんあり、森や林、畑、田園風景、川、
そして家々のお庭にある多彩な植物が眺められます。

大きな神社やお寺、大きな公園と小さな公園もあります。

交通量の多い幹線道路を避けて、そよ風や野鳥の声を聞きながら、
静かな道を歩けるのは有り難いことです。

商店街や住宅街も通りますが、それぞれに表情があり、
ウォッチングしながら進みます。

都会暮らしでは、こうはいかないかもしれませんが、
少し歩くと、ベンチや公園など、休憩できるような緑の木陰は、
どこかしらにあるのではないでしょうか?

ウォーキングを始めたばかりの頃、
ウォーキングの健康への効果や癒しについて、調べたことがあります。

有酸素運動であり、マイペースで行えるウォーキングは、
ウツ状態の方に、目覚ましく良い効果をもたらすという調査があります。

鬱々とした気分の時、
インドアで行える、軽いエクササイズや趣味、気晴らしなどは、
気分を落ち着かせ、明るくしてくれます。

が、そうはいっても、限られた空間の中に居続けるよりは、
変化に富んだ景色の移り変わりがあるのは、
格段にリフレッシュできるでしょう。

それに、いつも行くウォーキングコースで、
たとえそれが普通の住宅街の中のありふれた道路であったとしても、
昨日、無かった何かを、今日、目撃するということが起こります。

意外な発見、新しい体験は、脳に刺激を与えて、老化を防いでくれます。

たとえば、先日、スーパーの裏手の、
何ということもない通りにさしかかったところ、
大きなトラックが停車しようとしていて、
小学校4年生くらいの男の子が一人、歩道の脇に自転車を止め、
トラックが停車するのを待っているところでした。

安全のために、私もいったん止まり、待つことにしました。

間もなく止まったトラックの脇を抜けて、前に一歩、進もうとしたところで、
巨大なトラックの片側の大きなバックミラーが、
音もたてずに滑らかに、小さく折りたたまれていくのが見えました。

あまり見たことのない光景だったので、
「ふーん… (こうしてたためるようになっているのね…)」と
内心、感心したのですが、

その瞬間、その男の子が、「うっわーーっ  スゲー ! 」と
大きな声を上げて、目を見開くのが見えました。

ご存じの方にとっては、ごく普通のことに違いありませんが、
初めて身近に目にした私には、興味深い出来事でした。

それに、男の子が驚嘆の声を上げていたことがまた面白く、楽しく、
その男の子の驚きと感動に、共感したのでした。

その子の6倍近い年月を生きてきた私ですが、
長く生きていても、この世界には、
まだ見たことのない事物や風景、良くも悪くも驚くような出来事が、
あり過ぎるほどある…と、私は、日々、感じています。

お部屋の中にいたのでは、
そうしたものにはなかなか出会えないかもしれません。

私のウォーキングは、方向や要する時間、土地の起伏、
山や丘や川などの風景によって異なる幾つかのコースがあり、
その中から、好きなコースを自由に選んで歩いています。

当初は何本もあったコースでしたが、次第に淘汰されていき、
今では、特にお気に入りの数本がよく選択されるようになっています。

新しいコースを開拓するために、
今まで行ったことのない方角へ向かって、探索しながら歩いていくことも
非日常的で、このうえなく楽しいことです。

楽しさを実感するうちに、癒しのサポートに取り入れることを思い立ち、
昨年、ウォーキングリトリートなる癒しのセッションを始めました。

ウツウツとした気分の方や、苦しいことがあって落ち込んでいる方、
引きこもりがちの方にも、軽いウォーキングで体を動かし、
リフレッシュしていただけるのではないでしょうか?

お一人では歩きにくいご高齢の方、お怪我やご病気のリハビリ中の方、
障害のある方にも、ご利用いただけたらと思っています。

お住まいの環境とは全く違う土地を歩くことで、
良い刺激を受けて認知機能が向上し、五感が研ぎ澄まされ、
新鮮な体験を味わっていただけるでしょう。

セラピストがご一緒に歩きますので、
お話をしたいことがありましたら、傾聴致します。

沈黙して歩きたい場合は、お話をしなくてかまいません。

自然の中を歩く、呼吸する、
その場所に流れる空気を吸い、
移り変わる景色を眺めるということを
安心して、楽しんでいただけるように心がけています。

コースは、その方の状態や体力、ご希望をお聴きして
選んでいただいています。

また、疲れてしまったら、途中でコースを変えたり、
ゆっくりと休憩したり、引き返したりするのもご自由です。

ウォーキングが、その方の健康、心の解放と癒しにより役立つように、
セッションルームでの休息と傾聴のひとときを取り入れています。

5月の新緑のシャワーを浴びながら、羽を伸ばしてみましょう。

詳細は、ホリスティックなリトリートとワークショップの
ウェブサイトでご覧いただけます。



2018年4月26日木曜日

お酒をやめられない背景には何が?

誰もが知っているアイドルが書類送検されるという
驚きのニュースがありました。

インターネットのニュースを見ていると、
以前から、アルコール中毒のような状態に
陥っていたという情報もあるようです。

もしそれが真実だとしたら、
たいへん残念なことです。

…というのは、お酒やたばこ、甘いものなど、
何かを止められないというお悩みは、
なかなか根の深い問題だと思うからです。

意志が弱いとか、健康に対する意識が低い…
などというレベルであることは少なく、
より深くて深刻な何かが、水面下に潜んでいることがあります。

そもそも何かを習慣的に続けているのは、
それによって、ご自分のバランスを取ろうとしていること。

バランスが崩れていて、それを何とか回復させて、
日常を何事もなく過ごすための、無意識の努力というか、
あがきというか、もがいているというか…。

…そうは言っても、ご本人には、自覚されてはいないでしょう。

お酒を止められず、つい手が出てしまい、
気付いた時には、飲み過ぎてコントロールがきかず、
泥酔状態にあることが続くのでしたら、
そうなる背景や水面下にある問題に、
思い切って向かい合ってみるのが、本当は良いのです。

ヒプノセラピーには、暗示療法と呼ばれる分野があります。

これは、潜在意識の中に、効果的な暗示を浸透させることによって、
望む結果を生み出そうとするやり方です。

単に意志が弱いとか、誘いを断れない…という場合には、
暗示療法を単体で使っても、望む結果が出るということがあるでしょう。

ところが、心の深層で、バランスが崩れてしまっていて、
その原因が、ご本人の思いも寄らないところにあったとしたら、
どうでしょうか?

シンプルに暗示をかけていくばかりは、
本質的な癒しや解放にはつながらないでしょう。

こんなケースで、お勧めしたいのが、
ヒプノセラピーのサブパーソナリティというセッションです。

その方のメインの人格は、
お酒を飲み過ぎて、まずいことになっていると考えています。

それに対して、どうしてもお酒を飲み過ぎてしまい、
それを繰り返していても、何とも思わず、むしろ飲酒を求め、必要としている
サブパーソナリティ(副人格) がいる…とイメージしてみて下さい。

お酒を飲み過ぎてしまうサブパーソナリティ(副人格)と、
じっくりとお話をしてみると、いったいなぜ飲んでしまうのかを
聴き出して、理解してあげることが出来るようになります。

そして、サブパーソナリティが関わっている深い問題にも気付き、
バランスを回復するためのヒントを受け取ることが出来るのです。

ヒプノセラピストとして、私がいつも思うのは、
お酒を止められなくなっている時、仕方がないことだと諦めずに、
ご自分を客観視してみて、
なぜこうなっているのか…? という視点を持てたならば、
そこから、心の深層を探っていく道筋ができるということです。

その方がご自分で生み出した問題であるならば、
その方は、ご自分の力(リソース)で、必ず解決することができる…というのは、
さまざまな代替療法に共通した考え方です。

もしもこれをお読みくださっている方の中に、
気になる行動パターンや嗜癖のお悩みをお持ちの方がありましたら、
なぜこうなってしまったのか探ってみよう、何とか解決しよう、というお気持ちを
ぜひ持っていただければと思います。

そのようなお気持ち…、
素朴な探求心や、向上したいというささやかな希望のもとに、
セラピストがお手伝いできることは、たくさんあるからです。

意識化していない心や、気付かれることなく潜んでいる問題は、
いつでも光を当てられることを待ち望んでいるものです。

今回のように、事件や犯罪のような形となって、
予期せず不本意に光が当たってしまうのではなく、
そうなる前に、少しの勇気を出して、
まずはご相談をいただければと思わずにいられません。

最後まで読んでくださり、有難うございました。


心・体・魂を癒す ホリスティックセラピーとヒーリング

2018年4月18日水曜日

安心できるヒーリングを求めて…

新年度のスタートから半月。

毎日の気温の変動が大きくて、
不調を感じておられる方もあるかと思います。

あたたかく過ごせる服から、少し涼しい薄手の服まで、
いろいろとそろえて、調節をしています。

場所を取るし、いつまでも片付かなくて、困りますね。

今日のテーマは、季節の変わり目の
不調を乗り切るのにも役立つ「ヒーリング」。

ヒプノセラピー、多次元セラピーなど、どちらかというと、
心理療法系のセッションをメインにしている私ですが、
数年前より、ヒーリングにも力を入れるようになっております。

なぜかと言うと…

ヒプノセラピー、多次元セラピーは、
受ける方にとって、ちょっとした気合いやエネルギーが必要なものでして、

ストレスや疲労、トラウマ体験などがある場合、
なかなか難しいことになってしまうことがあるためです。

癒したいと思っているのに、癒すのにエネルギーが必要というのでは、
ちょっと厄介なことになってしまいます。

「過去の体験や現在の状態について、あまり語りたくない…」

「辛い、辛すぎる過去には、(イメージの中だとはいえ)
もう戻りたくない…」

そんな時に、比較的、楽に受けていただけるのが、
ヒーリングというわけです。

ヒーリングの良いところは…

ただゆったりと座るか
横になっていただくだけでOKというところ、

そして、会話をしなくてよいところ、

マインドや思考が要らないところ、

受けていただいた後、疲れてしまうということがありません。

多次元セラピー専門サイトには、レイキヒーリング、
ヒプノセラピー専門サイトには、それ以外の幾つかのヒーリングの
メニューがありますので、よろしかったら、ご覧になってみて下さい。

ヒーリングについて、何となく不安であったり、敬遠したくなったりするとしたら、
どことつながり、どのようなエネルギーを使って癒すのか、
よくわからないためではないでしょうか?

たしかに、世の中には、怪しいエネルギーや、
何を使っているのかよくわからないヒーリング手法があふれています。

自分が受けることを考えてみると、そんなヒーリングは、
正直なところ、あまり気が進みません。

長年に渡って、多種多様なヒーリングを学んだり、受けてみたり、
いろいろと試行錯誤をしてきたおかげで、
安全で安心できるヒーリングと、そうでないヒーリングの区別が
今は、はっきりとわかるようになりました。

ですので、私がセッションで使うヒーリング手法は、
全て、安全で安心していただけるものになっています。

その中でも、特に安全なうえに、効果を実感していただいているのが、
バイタルエネルギーヒーリングです。

バイタルエネルギーヒーリングで使うのは、
自然界に存在している自然エネルギーとプラーナです。

自然界の生命力のパワーは、壮大なものです。

地球は、この宇宙を構成している天体の一つですが、
その地球上には、人間が生きていくために必要で役立つ
全ての要素が、十分にそろっています。

人間の心と体と魂は、
この生命エネルギーで満たされているのです。

体の中で、そうした要素のそれぞれのバランスが崩れていたり、
不足していたり、過剰になったりすると、
心身の不調が起こってしまうのです。

生命エネルギーであるプラーナが、消耗したり、枯渇したりしても、
やる気が起こらなかったり、ミスや失敗をしてしまったり、
人間関係が問題が起こったり、進む方向を見失ってしまったり、
怪我や病気にかかってしまったり、しやすくなります。

健康で順調な時には、ごく自然に、過不足なく取り入れて、
バランスよく循環させている生命エネルギー。

自然界からもたらされる生命エネルギーを使って
シンプルに心と体を癒すのですから、
副作用や邪気といったものとは、完全に無縁です。

バイタルエネルギーヒーリングについては、
ヒプノセラピーサイトのヒーリングページで
詳しい説明をご覧いただけます。

これまでに、ヒーリングになじみがなかったという方や、
何となく不調で、安全な方法で元気になりたい方は、
ぜひご覧いただければと思います。

バイタルエネルギーヒーリングは、自然エネルギーヒーリングですので、
チャネリングはしませんし、器具や道具などは使いません。

遠隔セッションも可能です。

バイタルエネルギーヒーリング

お読みくださって、有難うございました。

2018年3月25日日曜日

柴犬動画のストレスと飼い主さんの心

生きものは、心を癒してくれます。

犬は、そんな生きものたちの中でも、
特に好きな一つ。

疲れている時や気分が上がらない時などに、
動画サイトにアップされている愛らしい姿を見ていると、
本当になごみます。

先日、ネット上ではたいへん有名な(らしい)
一匹の柴犬の動画を見つけました。

柴犬は人気犬で、たくさんの動画がありますが、
これは一日のアクセス数が数百?  
動画の総数もまた群を抜いて多く、
たくさんあって、シリーズ化されているようです。

おそらく何年にも渡って、
毎日、柴犬の様子をカメラで追いながら、
アップされているのでしょう。

お昼寝している場面、お散歩、おやつ、
飼い主さんをお出迎えしているところ…

最初は微笑ましかったのですが、
次々と再生して眺めているうちに、少し変な感じが…。

ある動画で、飼い主さんが、
目を閉じて寝そべっているその柴犬にいろいろと話しかけ、
次にそっと手を触れようとしたとたんに、
なんと、半分眠っていたような柴犬さんが、
突然、小さなうなり声をあげて、その手に飛びかかったのです。

その間、ナレーションの飼い主さんの声は、
驚く様子もなく続き、その様子をカメラでとらえ続けていました。

もちろん本気で攻撃したのではありません。

「やめて!」 というちょっとした威嚇のポーズなのでしょうが、

私がこれまでに飼ったり、身近に見たりした犬で、
飼い主さんに対して、このようなふるまいをする姿を
目にしたことはなかったので、驚いてしまいました。

柴犬の感情反応に、飼い主さんが、
全く動揺していないところにも驚かされます。

こうなると、眺めていて癒されるどころではありません。

この柴犬は、相当ストレスを溜めているのです。

他の動画でも、帰宅した飼い主さんを、
玄関まで出迎える場面があったのですが、
動画から流れてくる飼い主さんの優しい言葉とは裏腹に、
その子からは、愛情や嬉しさがほとんど伝わってきませんでした。

この飼い主さんが、きちんと柴犬の面倒を見てあげて、
大切に育ててあげていることは間違いない…と思うのですが、
柴犬さんに意識を向けてみると、
どうもあまり幸せそうな感じがしないのです。

ここまで動画を見てきて、気付いたのですが、
どうやら、飼い主さんは、いつも、柴犬にカメラを向け続けていて、
目の前にいる犬とのコミュニケーションよりも、
良い動画を創り上げるほうに、
エネルギーを注いでおられるようでした。

たとえサイキックな資質が無くても、
アニマルコミュニケーションを学んでいなくても、
ニュートラルな気持ちと感性で、無条件の愛をもって犬と接すると、
犬の気持ちは、ごく自然にわかるものです。

…と思うのは、私がエンパスだからでしょうか?

目の前に生きているその犬とのコミュニケーションよりも、
チャンスをねらって、撮影して、コレクションして、
人に見せたい欲求や満足感のほうが大きいとしたら、
犬には、おそらくそのことがわかり、
とても奇妙なふるまいだと感じているでしょう。

さまざまな計算や都合や欲求や利害は、
生きものとの自然な感情の交流を阻んでしまいます。

こうした動画を公開されている方の中には、
まだ癒されていない心のすき間を埋めようとしていたり、
満たされていない潜在的な欲求があったり、

目の前で生きている「今、ここにいる犬」ではない何かのほうが、
もしかすると必要で、重要なのかもしれません。

そのことに気付かれたとしたら、
飼い主さんは、もっとご自分のほうに関心を向けて、
心の探求を始められるようになるでしょう。

柴犬が言葉を話せるとしたら、
飼い主さんに向かって、何と言うでしょう?

純粋でひたむきな 「今、ここ」に生きている柴犬。

その生きている喜びが、未来に渡ってずっと在り続けられるように、
生活環境からストレスを無くし、
その犬にとって嬉しく楽しい毎日・毎瞬を
過ごせるようにしてあげたいものです。

「なぜ動画を撮り続けているの?」と
問いかけてみてはいかがでしょうか?

飼い主さんが、ご自分の心と向かい合い、心を見つめること、
必要ならば心を癒し、満たしてあげることは、
そのためにも極めて役立つことに違いないと私は思っています。

お読み下さって、有難うございました。

ヒプノセラピーで心を癒す もっと自分らしく 望む未来を創る